友人の 路傍之杜鵑さんが主催した「二百文字の彼女 冬」という小説企画に参加してたんですが、そこでどの美女（作品）が一番か投票がありまして。
そこでうちのお栄が最多得票を頂きました。

マジに(*^-^*)

ピチピチした可愛いおにゃのこが勢揃いした中、時代モノ（江戸～近代）は2篇、しかもお栄は既婚で年増(笑)
正直もっと軽く面白い話のほうが良かったかな、とか思っていたのでとても嬉しいです！

そして、勝者は無言ダンテさんよりイラストで具現化して下さるということで、お栄を頂いちゃいました！

うひょお～！！



どうよこの色っぽさ！
鮮やかな配色はダンテさんの持ち味です。
ありがとうございますm(_ _)m

そんな訳で、読んで下さった方々、投票して下さった方々、参加者様方、そして主催のロボさん、ありがとうございました！

以下は本文です。
作品的にはぶっちゃけ手を抜いたとこもあって、見る人が見たらバレバレってのは内緒で(^^;)

お栄


　目覚めると、お栄は行灯の前に座り込んで居た。右手には朱の細筆。こんな師走の夜中に、憑かれた如く夢中で描いてやがる。全く、絵師って商売ば厄介なもんだ。
　引っ掛けた紅色襦袢に立てた片膝が艶めかしい。色香に誘われその顔を眺めれば、切れ長の双眸は創造の喜びにきらきらと輝いていた。
　嗚呼、なぜお前の眼はそんなにも麗しいのか。
　そっと起き出し、恋女房の傍らに火鉢を寄せる。そこに惚れたなぞ死んでも云わぬと想いながら。
　

20121212




………

○創造、などの現代の言葉を使うと、時代感が曖昧になるかも
○この旦那が、きらきらという表現を使うだろうか
○情景描写オンリーの方が、かえって色艶が出るのでは？

このような内容のご指摘頂いて、ああホントにごまかし効かないなあと反省。
犬槇さん、ありがとうね！いつもとても助かります。また何かあったら宜しくお願いしますm(_ _)m