徒然50%、何か20%、エロ20%、書き(描き)散らし5%、良心5%、所々18禁発言放置に付、ご注意を。
冬眠中のほうの小説投稿サイトで、何やら面白そうな企画がありまんねん。
無言ダンテ拝。
ちょうどカッスカスの時に募集してて、書き切る気力がなく参加を見合わせたんですが。
執筆の条件、というか制限があったりなんかして。
「主人公が話してはならない」っての。
面白いよね~。
ちなみに主人公は、人間でもそれ以外でもおけー。
人称も不問。
どんな作品が出るか、楽しみです。
そんなわけでちょっと書いてみた。
「無題」
「止めて!」
抱きすくめた僕の胸を押し返し、君はそう叫んだ。
だが僕は構わずに、そのまま君を抱き締め、顎を掴む。
悲しみに細くやつれた頬は青く、どんなに抗おうとも、少し力を入れれば上向かせるのは容易い。そのまま何も言わず口付ければ、君は酷く動揺したように目を見開いた。
予想していた反応。でも思った通り、その瞳に嫌悪はない。
「こんなこと、どうして……」
応える言葉を、再度のキスに替える。こんなこと? この程度で?
これから君を押し倒して、その体中に僕の匂いを擦り付けて、汗の一粒まで混ぜあわせるくらい抱くのに。
強引にキスした理由なんか聞いて、どうするんだろう?
「やだ、洋次くんっ」
拒否で荒ぶる吐息を何度も無理矢理に塞ぎ、すこしかさついた薄い唇を舌で割る。温度の低い粘膜を舌先で撫で、満ちる唾液を吸い、代わりに僕の熱を送り込んだ。
ほら、あたたかいでしょ? これが、生身の温度。君は失ったと思っているだろうけど、僕もちゃんと持ってるんだ。
僕の想いが伝わったように、君の表情が変わって行く。驚きから戸惑い、少しの嫌悪と悲しみと後悔、そして羞恥と懐かしさと嬉しさ。
口の奥で縮こまっていた、君の薄い舌を探り当てる。解すように舐め、緩んで来たところで絡め取る。
長い睫毛が震え、やがて吐息が温まり始めた君は、何かを諦めたように瞼を下ろした。
そう、それで良いんだ。
僕は何も言わないから、君は瞳を閉じて、何も見なければ良い。
ただ失った温かさを、空っぽな心で感じて、代わりのもので満たせは良いんだ。
悼みの黒いドレスを脱がせ、その震える体を、畳に敷いた僕の背広の上へ寝かせる。
君はこんなにも白く肌理細かだから、傷なんて絶対に作っちゃいけない――それは常日頃言っていた、アイツの言葉。それを聞くたび、僕は呆れた顔を作りながらも、そうやって大切に抱かれている君を想像して、とても苦しかった。
――だからなのかもしれない。
アイツが出掛けるとき、僕は何も知らせなかった。車のブレーキが、最近効きづらいのだと。
そしてまさか、アイツが事故を起こすとも思わなかったんだ。
きっと僕が悪いんだ。アイツの代わりになりたいって、内心ずっと思ってたから。
だがこうなると、ラッキーだったと思わないでもない。何故ならこうして、アイツの代わりに君を抱けるから。例え僕が、君にとってはただの「代わり」だったとしても。
「あ、ああ、っ……」
うなじからゆっくりと舌を這わせ、形の良い柔らかな膨らみを左手で包み込む。やんわりと円を描くように揉めば、掌にあたる乳首が固く変わって行くのが嬉しい。
ねえ、気持ち良い?
彼女はずっと目をつぶったまま、僕の指や舌が触れるのを味わっている。誰と比べてるのか、誰を想像してるのかは判ってるけれど、そんな切なく眉を寄せているのを見ると、もしかしたら彼女は僕自身を欲してたんじゃないかって、錯覚する。
その錯覚は浅ましくも性欲に直結して、早く君の中へ入りたいと腹の底で騒ぐ。つい僕は我慢できずに、その恥ずかしげに寄せられた脚を膝で割ると、まだ脱がせていないストッキングの上から指を這わせた。
……飽きた。洋次くん、普通すぎて面白くねえ~。
つうかこの後の展開がねえ。
考え付いたときにはシリアスな十八禁な感じだったのに、書いて行くとふざけたくなって。
この彼女がニューハーフだったら面白いかも~とか思っちゃったら、もう続きが書けねえ~(笑)
うん、ロム専で正解かもハハハハ!
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この記事へのコメント
無題
読んでる間、チェッカーズの「ジム&ジェーン」が流れてまんた(笑)
確かにこのまま行くとオチが決まり切った感じになっちゃうかもね。
※
「はい、カーット!」
「お疲れさまー」
「お疲れさまでーす」
「綾ちゃん、良かったよー。いい演技してたよっ。もう、サイコー! ゴミプロの社長さんにも宜しく言っといてね!」
「ハァーイ♪」
「…おい、助監、ところでなんだよアイツは?」
「はぁ」
「黙ってハァハァ言ってるだけで、せっかくのトップアイドル綾ちゃんとの共演、ベッドシーンが台無しだよ! どこのタレントだ? チャニーズの新人?」
「すみません、よく言っておきますから」
確かにこのまま行くとオチが決まり切った感じになっちゃうかもね。
※
「はい、カーット!」
「お疲れさまー」
「お疲れさまでーす」
「綾ちゃん、良かったよー。いい演技してたよっ。もう、サイコー! ゴミプロの社長さんにも宜しく言っといてね!」
「ハァーイ♪」
「…おい、助監、ところでなんだよアイツは?」
「はぁ」
「黙ってハァハァ言ってるだけで、せっかくのトップアイドル綾ちゃんとの共演、ベッドシーンが台無しだよ! どこのタレントだ? チャニーズの新人?」
「すみません、よく言っておきますから」
Re:無題
チェッカーズの「ジム&ジェーン」が判らない(笑)
たけしが歌ってた下品な替え歌しか判らない←しかもそれ、ジグザグハートの子守唄
うん、ホントね~ろくなもん書けんよ~。
いまいち、いや、いま五くらいだわ。
つうか、ブタヲさんのこのオチ貰ったら良いんじゃないか(笑)?
オチをありがとう!
お礼にオネエチャンを紹介す(ごめんできない)
コメントありがとうございました!
たけしが歌ってた下品な替え歌しか判らない←しかもそれ、ジグザグハートの子守唄
うん、ホントね~ろくなもん書けんよ~。
いまいち、いや、いま五くらいだわ。
つうか、ブタヲさんのこのオチ貰ったら良いんじゃないか(笑)?
オチをありがとう!
お礼にオネエチャンを紹介す(ごめんできない)
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プロフィール
HN:
京元
性別:
女性
職業:
貧乏
趣味:
作文、音楽鑑賞、楽器演奏
自己紹介:
テレビの背景に映ってる面白いモノを探すのが大好き。
活字好きに加えて重度の音楽中毒。JPOP以外の話題に過剰に反応。
年齢的にイイ大人なので、大人の話も大好き(ニヤリ)
twitter→kyomoto
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