乳ガンを患っている叔母の話。

半年前、抗ガン剤投与を始める際に、左の鎖骨下辺りにある器具を入れまして。血管保護のための点滴口みたいなもんらしいんですが、それ壊れて一部が心臓と肺動脈へ流れて行っちゃって大変な目にあってしまったという。
心臓は３日前に、肺動脈は今日手術して無事取り除いたのですが、何だか人為的ミスくさい。
器具を入れる手術を受け持った医師は転勤、現在は別な主治医になっててその人に聞くと「こういうの、500件に一件くらいはある」そうな。だが他の病院の医師は「こんなの見たことない」という。
多分、医療ミスでしょう。でも向こうは絶対そう言わない。
幸いにして本人は無事だったし、今後の治療は他の専門病院で行うことが決まってるから、このミスしくさった病院には世話にならないですむんだけど、本当にムカつく。
病院、大きいから良いって思っちゃいかんもんだな。

あ、ちなみにミスしくさったのは市立病院。コノヤロウ、ナメんなバカ野郎。

一方で笑ったのが、叔母に対するうちの母のコメント。

「本当にアンタは珍しい目に遭うねえ」

そうなんだ、この叔母、以前腎臓の片方が壊死して敗血症を引き起こし腎臓摘出・生死の境をさ迷ったくせに10日で退院（しかもピンピンしてた）したツワモノで。他にも色々あるんだけど、今治療中のガンもすごく特殊なんだそうな。
うん、確かに私もそう思う。でもそう言ううちの母も、もう5回も手術してる。しかもまた腫瘍マーカーあがっててまたもや精密検査で、本当人のこと言えないから(笑)

そんなわけで、いとこの姉さんと
・病院は良く選ぼう
・乳ガンリスク高いから検査しよう
という結論に達したのでした(笑)

つうかうちの旦那の叔父さんも医療ミスくさいんだよな。
多いね～。

えー。

前日から既に前駆陣痛（まあ、本チャンに向けての予行練習的ハライタ）が来てて、お嬢のピアノのレッスン見ながら先生と「あ～もしかしたらもう生まれるかもハハハ」なんて笑ってたら、翌朝本格的に陣痛となりましたｗ

ちょ、狙ってたのは5/5だよとかゲラゲラ笑いつつ、朝っぱらから家族で病院へ。この時点で子宮口もが5センチ近く開いてて、助産師さん（樹木きりん似…前回はピグモンに似てた）に褒められました。

分娩準備室は先客ナシの貸切でした。最近マジに少子化なんだなあ…新生児室から響く赤ちゃんの声もまばらでちょっと寂しい。
お嬢の時は私を含め、陣痛始まってる妊婦が6人位控えてたから、もっと賑やかだったんだけどな。
ちなみに今回、お産でご一緒したお母さんたち4人の中で初産は1人だった。少ないなあ。
先生2人でやってる個人病院だと、こんなもんなんでしょうか。

そんなこんなで入院してから2時間、お産を進めるために人工破膜（破水させること）。その後30分ほどで分娩室へ。
おおう、分娩台がキレイでフカフカなソファみたいとか思いつつ、ピークを迎えた陣痛に「うん、そろそろいきんでいいよ」と樹木きりんからお許しが。

以下、分娩台での断片的な思い出。

（あー、この「いきみ」を我慢すんのがすんごい辛いんだ）

（うーん、死ぬほど痛い。体割れるむしろリアルに裂ける）

（三回いきんだら生まれた～）

（つうか先生、麻酔効いてないのにぬいはじめてない？すんごい痛いんだけど）

そんなわけで無事、元気な男児が生まれました。残念ながら笑うくらい私に似てます。
応援して下さった皆様のおかげです。ありがたや！それからわざわざお祝いも頂いたりで嬉しかったっす
！

今日で生誕１ヶ月。赤さんはすくすく育ってます。
将来、料理好きでジーンズの似合うイケメンに育つ予定です←

以上、ではまたしばらく遁走します。その間の生存確認はTwitterでどうぞ(^^)/

つうか活動休止してんのに作品へしおり挟んで下さったり、お気に入りやファン登録して下さったり、本当にありがとうございます。
とても励まされます。

小説、書きたいなあ。